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過去執筆原稿の扱いについて

2016年09月27日

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藤沢です。

 

今回は面接現場でよく聞かれる、過去作品の提出に関する話題です。

 

発注する側としては、シナリオライターとの相性を確認するために、

過去作品の原稿は最も効率的な判断材料です。

ライターの実績に求めるテイストに似た作品があるならば、

その原稿を見せてほしいと思うのは自然なことです。

ただし、ここにもいくつかの気を付けるべき点があります。

 

1.権利の問題

 提出を求めた原稿に関する著作権と著作者人格権は、

 その作品ごとに条件が違います。

 そういった背景も考慮しないと、思わぬリスクを負うことになります。

 

2.秘密保持の問題

 シナリオ原稿を秘密(機密)として扱う場合があります。

 シナリオライターの判断で公表してよい原稿のほうがまれだと思われます。

 

3.テイストの問題

 シナリオライターはオーダーに合わせて、

 文体・テイスト・表記などに注意しながら執筆します。

 また過去原稿は発注者のチェックや修正指示を受けた後の納品物ですので、

 シナリオライター自身のテイストからかけ離れている場合があります。

提出された原稿が求めているものと違うからと言って、

 そのライターが合わないかというと、必ずしもそうではないです。

 

オリジナル原稿の場合、参考にすることは全く問題ありません。

ただし、テイストのチェックには向いているとは言い難いかもしれません。

 

上記の理由で、エッジワークスでは過去原稿の提出を求めていません。

 

では、求めるテイストに合うシナリオライターを探すにはどうすればいいのか?

次回、その方法についてご説明します。

 

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